ウンベラータ  umbellata

緑色の薄い葉が次々出てきます
成長も早い方で育てやすい品種です
 
アルテッシマ  altissima

黄緑の葉に緑の斑が入ります
暗い場所に置くと斑が無くなり、緑の葉になります
ウンベラータより厚くてしっかりした葉です





ルビギノーサ  rubiginosa

「フランスゴム」の名で流通することもあります
しっかりとした厚めの濃緑の葉で、葉の大きさは小さいです

 

バーガンディー  burgundy

大きく固い葉っぱで、明るい場所では濃い赤紫です
明るさが足りないと濃緑っぽくなってきます
暗い色なので、成長は遅いです




 

メラニー  melany

環境によって緑だったり赤っぽくなったりします
部屋に置いていると緑になることが多いですが、
生育には問題ありません






ペティオラリス  petiolaris

環境によって緑だったり赤っぽくなったりします
部屋に置いていると緑になることが多いですが、
生育には問題ありません




ルビー  ruby

環境によって緑だったり赤っぽくなったりします
部屋に置いていると緑になることが多いですが、
生育には問題ありません


 



   
   室内ではレースのカーテン越しに光が当たる場所が最適です。
   急に強い直射日光に当てると葉が日焼けすることがあるので注意してください。
   あまり明るくない場所でも成長はしますが、徒長したり、葉に斑が入らなくなったりします。

   暖房・冷房の風が直接当たる場所は乾燥と温度差が激しいので避けた方がいいです。
   どうしても風が当たる場所であれば、乾燥の具合に注意して、水やりの回数を増やしたり
   霧吹きで湿度を保つなどしてください

   小さい葉っぱがたくさんの品種の場合、買ってきて数日でたくさんの葉っぱが落ちてしまう
   ことがあります。
   これは急な環境の変化が原因です。
   環境に慣れるとまた葉が出てくるので、そのまま育ててください。

   寒さには強くありませんが、5℃以上あれば大丈夫です。
   室内の暖かい場所に置くようにしてください。

   10月頃から徐々に水やりの回数を少なめにして育てると、寒さに強くなります。
    (詳しくは→基本の育て方 温度)


    フィカス類はよく水を吸うものが多いです。
    葉っぱが大きいもの、葉っぱが多いものほど乾きやすいです。

   ◇4月〜10月(寒冷地では5〜9月)は、土の表面が乾いたら水やりをします
     鉢底から流れ出るくらいの量の水をやり、鉢皿に溜まった水は捨ててください

     ・土が乾いた色(やや白っぽくなる)になったら
     ・土を触ってみてしっかり乾いていたら
     ・鉢を持って持ってみて軽くなっていたら
     など、乾き具合を調べる方法はいろいろありますので、水がしみ込んだ場合と
     乾いた場合の変化が分かるように観察してみてください。


   ◇11月〜3月(寒冷地では10〜4月)は、土の表面が乾いてからさらに5日程度
    待って水やりをします


    暖房をあまり使わない場所に置いてある場合はさらに間隔を開け、表面が乾いてから
    5日くらい待って、少なめに水やりをしてください

    暖房を長時間使う場所に置いてある場合、空気が乾燥するので土が乾くのも早いですが、
    朝晩や暖房を消した時は急激に気温が下がるので、やりすぎには注意します。


    ※11〜4月の水やりの注意点
     ・水やりは、暖かい日の午前中にしてください。
     ・夕方〜夜や、特に寒い日には水やりはしないでください。
     ・受け皿に水が溜まったままだと根が傷むので、必ず捨てるようにしてください。

   

 
   水の量を少な目にして、しっかり乾いたのを確認してから水やりをします
   穴がある鉢の水やりと比べて水の量はだいぶ少なくしてください

  ◇4月〜10月(寒冷地では5〜9月)は、少量の水をこまめに与えます

   少量の水しか与えないことで、土の表面はかなり乾いているように見えるとは思いますが、
   与えた水は鉢の中に溜まっているので、ちゃんと根に届きます。
   すべての土がしっかり湿るほどの量は必要はありません。
   
   水やりからしばらく経ったのに土の表面が濡れているということは、底の方にだいぶ水が
   溜まっている可能性があります。
   その場合は水の量が多すぎるので、土がこぼれないようにゆっくりと鉢を傾け、溜まった
   水を捨てて下さい。


  ◇11〜3月(寒冷地は10〜4月)は、確実に乾いてから少量の水やりをします
   
   暖かい日(又は暖房を長時間使う日)の午前中に少しだけ水やりをします。
   少し足りないかな、と思うくらい、確実に土に吸収されるくらいの量で大丈夫です。
   かなり乾燥する部屋の場合は、水の量は増やさず回数を増やして下さい。
   余剰な量をやらないようにすることが大切です。

    ※穴がない鉢について詳しく→「穴なしの鉢ってどんな鉢?」


   ・固形肥料・・・5月に1回
   ・液体肥料・・・5月〜10月に2週間に1回
           水やりの水に混ぜても良い
           濃すぎる(多すぎる)のは良くないが、薄めにしてて使うのは心配ないです

  
   切ったり折れたりしてキズができると、そこから白い液が出ることがあります。
   この白い液を触ると痒くなることがあるので注意してください。

   挿し木で増やせます(適期・・5〜6月)
   切った箇所から出る白い液を洗い流してから挿してください。