ミルクブッシュ tirucalli サンゴの形に似ているため 「アオサンゴ」や「ミドリサンゴ」と呼ばれたりもします 成長期は小さい葉っぱも出ますが、いつの間にか 落ちて無くなり、茎だけの姿になります |
フォスフォレア phosphorea ミルクブッシュのように上へ上へと伸びようとしますが、枝分かれはあまりしません ミルクブッシュより茎が太くてゴツゴツしています 成長期には上の2種よりは葉っぱが出やすいですが こちらもいつの間にか落ちてしまいます 買ってすぐや置き場所を変えた時など 環境の変化で一気に落ちてしまうことがあります 茎だけになっても生育には問題ありません |
←キシロビロイデス xylophylloides 何とも言えない妙な伸び方をします 別名「ヘラサンゴ」 アイスの棒みたいに幅広で薄い茎です 枝分かれは不規則で、いつの間にかビョ〜ンと伸びていたりします 支柱を立てて姿を保つのもいいですが、縦横無尽に伸ばして行くのもおもしろいです |
明るい場所を好みます。 暗めの場所でも生育はしますが、徒長して姿が乱れやすいです 5〜9月は戸外の明るい日陰でも育てられます ほとんど茎ですが、急に強い直射日光に当てると日焼けするので注意してください 暖房・冷房の風が直接当たる場所はなるべく避けてください どうしても直接風が当たる場所に置くのであれば、乾燥しすぎや寒暖差に注意しましょう 寒さには強くありませんが、8℃以上あれば大丈夫です 冬は室内の暖かい場所に置くようにしてください 10月頃から徐々に水やりの回数を少なめにして育てると、寒さに強くなります (詳しくは→基本の育て方 温度) |
茎の中に水をたくさん蓄えており、乾燥に強い植物です。 ◇4月〜10月(寒冷地では5〜9月)は、土の表面が乾いたら水やりをします 鉢底から流れ出るくらいの量の水をやり、鉢皿に溜まった水は捨ててください 「土が乾いた色(やや白っぽくなる)になったら」 「土を触ってみてしっかり乾いていたら」 「鉢を持って持ってみて軽くなっていたら」 など、乾き具合を調べる方法はいろいろありますので、水がしみ込んだ場合と 乾いた場合の変化が分かるように観察してみてください ◇11月〜3月(寒冷地では10〜4月)は、土の表面が乾いてからさらに5日程度 待って水やりをします 暖房をあまり使わない場所に置いてある場合はさらに間隔を開け、表面が乾いてから 2週間くらい待って水やりをしてください 暖房を使わない場所は寒さで成長もしないので、水はあまり必要としません 暖房を長時間使う場所に置いてある場合、空気が乾燥するので土が乾くのも早いですが、 朝晩や暖房を消した時は急激に気温が下がるので、間隔を開けて水やりをしてください 水やりが少ないことである程度葉が萎れても、暖かくなって水やりが増えれば回復して きます あまりにも萎れてしまう時は、少量の水を与えて様子を見てください ※11〜4月の水やりの注意点 ・水やりは、暖かい日の午前中にしてください ・夕方〜夜や、特に寒い日には水やりはしないでください ・受け皿に水が溜まったままだと根が傷むので、必ず捨てるようにしてください |
水の量を少な目にして、しっかり乾いたのを確認してから水やりをします 穴がある鉢の水やりと比べて水の量はだいぶ少なくしてください ◇4月〜10月(寒冷地では5〜9月)は、少量の水をこまめに与えます 少量の水しか与えないことで、土の表面はかなり乾いているように見えるとは思いますが、 与えた水は鉢の中に溜まっているので、ちゃんと根に届きます すべての土がしっかり湿るほどの量は必要はありません 水やりからしばらく経ったのに土の表面が濡れているということは、底の方にだいぶ水が 溜まっている可能性があるので要注意です その場合は水の量が多すぎるので、土がこぼれないようにゆっくりと鉢を傾け、溜まった 水を捨てて下さい 暖かい季節とはいえ、鉢の中の過湿が続けば蒸れて根腐れの可能性があります ◇11〜3月(寒冷地は10〜4月)は、確実に乾いてから少量の水やりをします 暖かい日(又は暖房を長時間使う日)の午前中に少しだけ水やりをします 少し足りないかな、と思うくらい、確実に土に吸収されるくらいの量で大丈夫です かなり乾燥する部屋で、水が少なくて葉が白っぽくなったりシナシナになってしまうよう なら、水の量は増やさず回数を増やして下さい 余剰な量をやらないようにすることが大切です ※穴がない鉢について詳しく→「穴なしの鉢ってどんな鉢?」 |
・固形肥料・・・5月に1回 ・液体肥料・・・5月〜10月に3週間に1回 水やりの水に混ぜても良い 濃すぎる(多すぎる)のは良くないが、薄めにしてて使うのは心配ないです |
ユーフォルビアは茎が折れると切り口から白い液が出てきます しばらくすると止まりますが、人によっては白い液に触ると痒くなることがあるので、 触らないようにしましょう 株分け・挿し木で増やせます(適期・・5〜6月) 挿し木の場合は、切り口からでる白い液を洗い流してから挿してください |